はじめての男性茶道(裏千家)
- 教室:富山新聞文化センター 高岡プラザ(旧高岡本部スタジオ)
- 富山県高岡市中川1-1-10
- 電話:0766-26-7000
★随時体験可能★
※体験の際は、必ず事前にお申し込みが必要です。
■体験料■ 500円
茶道は「和敬清寂」を永遠の目標にしています。楽しみのうちに社会生活の常識と礼儀を知り、さらに理智と感性を養うのが茶道です。茶道を通して温かい人の交わりも深まります。
茶道はもてなしのしつらえを整え、亭主と客が心を通わせる「和敬清寂(わけいせいじゃく)」の精神を重んじ、思いやりの心で一服を堪能する。高岡本部スタジオの「男性茶道(裏千家)」は、茶を楽しみながら社会に通じる礼儀を身に着け、豊かな感性を養い、温かい心の交流を深めている。
茶道裏千家名誉師範の井上宗朋(そうほう)さんが講師を務める。初めての受講生は正しい座り方や歩き方、ふすまの開け閉めなど和室での立ち居振る舞いを学んでいく。堅苦しく考えなくても、仲間とともに茶を味わううちに自然に作法が身に着く。教室ではいすに腰掛けて行う「立礼(りゅうれい)」での作法も学ぶことができる。
茶道の作法は社会人としてのマナーに通じる。きちんとした所作やきれいな言葉遣いを身に着けることで初対面の人にも快い印象を与えながら接することができるので、井上さんは「人前で動じず自分に自信が持てるようになる」と話す。
茶花はツバキ、ボタン、ヤマシャクヤク、ハコネウツギなど季節のもの、茶菓子は年中行事や季節の草花にちなんだものを用いる。最初はなんとなく見ていても、みんなで四季を移ろいを感じながら会話を楽しむことで次第にしつらえに興味が湧き、教室の後に草花の名前などを尋ねて帰る受講生が多い。
受講生は仕事帰りの会社員や退職後の楽しみで始めた人などさまざまだ。慌ただしい日常を忘れ、心のやすらぎを求めるのが茶道。井上さんによると、教室に来たときは険しい顔をしている人でも、難しいことを考えずに茶と菓子を味わえば、帰るころにはすっきりとした表情になっているという。
井上さんは「日常生活では切磋琢磨(せっさたくま)し高めあうことが求められますが、教室では誰とも比べず、何も考えず、心穏やかなひとときを満喫してほしいです」と話した。
●もてなしの心実感 京田豊さん
友人といっしょに4月から始めました。作法は思っていた以上に難しいですが、茶だけでなく季節の花や掛け物などすべてが良いおもてなしに作用しているのだと実感しています。礼儀が身に着く茶道は子どもも大人もおすすめです。これからも見聞を広めいろんなことを学びたいです。
【男性茶道(裏千家)】高岡本部スタジオで第1、2、3火曜の午後6時〜同8時。受講料は4884円(月3回分)。問い合わせは同スタジオ=0766(26)7000=まで。
開講日・体験日 |
体験は事前にお申込ください |
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曜日・時間 |
火曜日 |
期間・受講料 |
4,884円(月3回) 初めての方は、入会金500円、1年以上受講のない方は、再入会金500円が必要です。ただし1DAY、体験講座、70歳以上の方は入会金が不要です。 |
講師 |
茶道裏千家名誉師範 |
備考 |
●お申し込みには預金口座の振替登録が必要です。 |